人権擁護法

さてさて。
結構前から、動画サイトやら掲示板などでは話題があがってた「人権擁護法」
この法案が「国民に知らされることなく」可決されようとしているそうです。

でも、大体の法案を国民が知ることはないです。
あ、こんな法案出来てたんだ…と云うのなんて日常茶飯事な事らしいです。
いつもなら、そんな法案は無視してたのですが、ここまで騒いでる、というか話題になっているので、ちょっと気になりまして。


動画みたり、サイトみたり、少し「人権擁護法」について調べてみたらびっくり。
なんという無茶な法案。
うーん、これが可決されるのはまずいんじゃないかなぁ、と思います。

「人権擁護法」って何？って話になるのですが、一言で言えば、〔人権委員会が、「これは差別だ！」と認めたものに罰則を課すことが出来るようになる法律〕

差別問題を解決できるんだからいいじゃないか、とは言うなかれ。
これは、その委員会が判断し、罰則を科す、と云う事で、その判断基準が曖昧なのです。
だから、委員会が「これは差別だ！」と思ったら罰。

そんな無茶な。

これが可決された場合、起こりうるケースとして、アニメ・ドラマ・小説・漫画等に規制が入ります。
動画でも話してますが「GTO」や「ごくせん」などのドラマからは、不良・いじめっこ・いじめられっこが居なくなります。
「ドラえもん」では、ジャイアンがのび太をいじめなくなり、のび太が道具で仕返しすることもなくなります。

当然ながら「ドラゴンボール」や「名探偵コナン」等の暴力的なシーン、殺人シーンなどはなくなります。

ドラマなどでも、「真珠夫人」みたいなのは駄目でしょうね。

するとどうなるでしょう。
私達は「表現の自由」を奪われ「言葉の弾圧」を受けるわけです。

誰かの人権を過剰に擁護することで、その他の人たちの人権は踏みにじられる、ということです。


他にも、悪口を言っただけで罰金30万円以下の支払といったかなり無茶な内容もあります。
例えば、自分のブログやサイトを見た誰かが「人権侵害の疑いがある、差別だ」と通報したとしましょう。
すると、委員会は令状なしで家宅捜査に来ます（この捜査に協力しないと罰金）

書き込みをした、ということはパソコンが押収されるわけです（もちろん断れば罰金）

そして、「通報」が正しければ逮捕。
間違っていても、謝罪もなし。世間からは「犯罪者」の目で見られることになります。
その理由は、人権侵害者と認められると、本名等の個人情報を公表されるからです。

※ここでおかしい点は、「人権侵害の疑いがある」という「疑い」だけの時点で、令状なしに捜査されること。


こんな無茶な法案がなぜ可決されようとしているのか。
まず、メディアで流していないため私たち「国民」が知らない（メディアに流したせいで過去2回廃案になったことがあるそうです）
そして、現総理がこの法案の「推進派」であること。


こんな無茶な法案が「国民に知らせることなく」可決していいものなんでしょうか。
もちろん、ここに書いたことが全て事実になるかといえばそうじゃないかもしれませんが、考えられる事例、最悪のケースです。


3/10までに反対派の政党？だかに署名を送ればOKだそうです。
人権擁護法反対の署名をWeb署名で現在集めているそうです。
あまり、こういうのには、参加しない方なのですが、今回ばかりはちょっと怖いので、署名してみました。

決して「反対してくれ！」とまでは言いませんが、この法案がどんなものなのか、知っていただきたいと私も思い、ブログに長々と書かせてもらいました。


反対署名は、【コチラ】からどうぞ。


参照サイト様
人権擁護法案ポータルwiki
サルでも分かる？人権擁護法案


■関連動画■（PCのみ）